テレビ朝日の『報道ステーション』は、中国軍機による自衛隊機に対するレーダー照射問題で、中国国営テレビ系のＳＮＳが「事前に通告した」と主張する音声を公開したと報道した。
その時、日本の「てるづき」からも無線を受け取った確認があったと主張している。
主張が本当であったとしても、相互連絡があったのに火器管制レーダーを向けるのはのはどうかと思うがネ。
飛行情報隊が担う重要な任務の一つである ノータム中継業務(ＮＯＴＡＭ) 等によると、本来の「通告」は数日前に国際的に公示し、訓練海域を設定しなければならない。
現場で無線で退去を呼びかけたコトを「事前通告した」と主張しているが、これは国際ルール上、通用しない。
ちなみに、日米は国際手続きに則って訓練・試験区域(ＮＯＴＡＭ)を設定していた。
他にも「自衛隊機を何度も中国海軍の訓練海域・空域に接近させ、中国側の正常な訓練に深刻な影響を与え、飛行安全を著しく脅かしていた」って主張があった。
ＮＨＫの報道によると、空自機と中国軍機の距離は５２km／１４８kmと報じられている。
ＩＣＡＯ(国際民間航空機関)の異常接近基準などによると５〜１０kmで「接近(威嚇レベル)」となり、５０km以上でレーダー監視(目視不可)なので、１００km以上にもなると「接近」とは言い難い。
最近は「台湾有事発言」や「中国コンサート中止」に加えて、今回の「事前通告後のレーダー照射」など、サムネイルだけを見て騒ぐ 情報弱者 が目立つ。
一般市民や知名度の低い著名人は仕方ないとしても、電波を使った『報道ステーション』のような報道番組が情報弱者と同じレベルなのはどうなんだ？
まぁ、同レベルではなく、意図的に現政権を落とし入れようとしているのカモ知れないケドね。（=へ=）
